“サードウェーブ”に乗ってとうとう日本までやってきた「ブルーボトルコーヒー(Blue Bottle Coffee)」。
2月6日、東京の江東区平野に「清澄白河ロースタリー&カフェ」をオープンさせました。
この日本第1号店は大変な話題を呼び、オープン日には300人が大行列をつくったとか。
コーヒー豆の種類、産地、農場、焙煎方法から淹れ方まで、コーヒーをお客さんに提供するまでの全過程に徹底的にこだわり、「純粋においしい一杯」「家で大事な人に心を込めて淹れるような特別な一杯」を追求する姿勢は、本国アメリカだけでなく、日本のコーヒーファンをも広く魅了しています。
特に、
「お客さんに提供するコーヒーの豆は、必ず焙煎後48時間以内のものとする」
「挽いた豆は必ず45秒以内に熱湯を落とす」
などのルールが厳密に守られ、香り高い最高のコーヒーが必ずお客さんの口に入るように、きめ細かく配慮されています。
そのため、待ち時間も他のコーヒーカフェに比べると多少長くなりがちですが、それでも「ブルーボトルコーヒーでないと駄目」とお客さんの側にも負けず劣らず強いこだわりが出てくるほどの人気ぶりなのです。
アジアや中南米のコーヒー産地に直接足を運び、農場を厳選して生産者と協力し合い、コーヒー豆の品質向上に力を入れながら、フェアトレードを貫いて、豆の個性に応じた焙煎や淹れ方で、これまでのマニュアル化・効率化されたコーヒーチェーンとは一味も二味も異なる、香り豊かで味わい深い、そして“いま目の前にしかないスペシャルな一杯”を提供する。
そんな
「サードウェーブ(第3の波)」ムーブメントの火付け役となったのが、このブルーボトルコーヒーです。
そんな名高い噂を聞けど、はるばる東京の清澄白河まで足を運ぶことのできない地方在住の方(私もそうです)のために、せめて映像でその魅力を体験していただこうと、今回は関連動画を集めてみました。
清澄白河の店舗はまだオープンしたばかりで、参考になる動画がまだまだ少ないですが、幾つかご覧になることで店内の様子がお分かりいただけると思います。
ごゆっくりとどうぞ(^^)
●清澄白河にオープンしたブルーボトルコーヒーに行ってきた(週刊アスキー)
バリスタさんが一杯ずつ丁寧に淹れていますね。
焙煎機でコーヒー豆がどのように焙煎されるかも、よく分かります。
ブルーボトルコーヒーのこの焙煎機には、MacBook Air(Apple のノートパソコン)がLANで接続されているとのこと。“IoT(※)”が実践されてます。
最先端の技術を導入しながら、なおかつ古きよき喫茶店のスペシャルなコーヒーの提供を実現しているところは、さすがです。
※ IoT:「Internet of Things(モノのインターネット)」の略。
“モノ”に対してセンサーを接続し、インターネットを通じてそのモノの状態を管理・コントロールすること。商品の品質維持に役立てたり、より安全で快適な環境を実現したりできる。
●【動画】コーヒーに第3の波…米西海岸の有名カフェ、日本に進出=樫山晃生撮影(朝日新聞デジタル)
http://www.asahi.com/articles/ASH260QJHH25UQIP04L.html
「清澄白河ロースタリー&カフェ」オープン日の様子です。
ブルーボトルコーヒー社長、ジェームス・フリーマン氏の生の声が聞かれる、貴重な動画です。
サンフランシスコの対岸の町、オークランドでの創業から12年、フリーマン氏の思い入れと日本開業への意気込みが伝わってきます。
●『お家で簡単にできる美味しいコーヒーの淹れ方』by Blue Bottle Coffee(Metro Navi)
ニューヨーク情報サイト「メトロなび」の動画コンテンツより。
創業者のフリーマン氏が、自宅で自分でおいしくコーヒーを淹れる方法を直々に伝授してくれます。
ブルーボトルコーヒーの店頭で淹れてくれるのと全く同じ方法だそうです。
私も自分用に淹れるときはついつい適当にお湯を注いでしまいますが(^^;)これからは豆もお湯もきちんと計量してコーヒーを淹れたいと思います。
●【2015年2月、清澄白河にオープン予定】 ブルーボトルコーヒーについてのまとめ&画像 【Blue Bottle Coffee】(流行、トレンドチャンネル)
店内の魅力的な画像の数々とともに「ブルーボトルコーヒー」がどんなお店なのか、創業以来どんな道をたどってきたのか、詳しい説明が流れてきます。
これを一度見れば、あなたもブルーボトルコーヒーについてかなりの蘊蓄(うんちく)を友達に語ることができますよ!
●ブルーボトルコーヒー 清澄白河店に行ってきた!Blue Bottle Coffee at Kiyosumishirakawa(877travel)
広い倉庫を改築したという店内は、天井が高く、ガラス張りの明るく広々とした空間で、仕事帰りにもほっと一息つけそうですね。
客席数は、8人がけのテーブル席が8つで、計24席とのことです。
●【ブルーボトル】朝から並んできた【よし鷹】(よし鷹)
湯気の立つコーヒーもおいしそうですが、きつね色のサンドイッチやワッフルもそそられます…。
この時期は並んで待つのも寒そうですね。
しっかりと着込んで行きましょう!
●Blue Bottle Coffee Japan OPEN !!!(Yoshida Yoshihiko)
わずか39秒の短い動画ですが、画像が鮮明で明るく、見やすく編集されています。
入り口を入ると右側のレジカウンターにピンクの美しい花が高々と生けられており、店内のお洒落な様子がよく分かります。
外で長時間並んで待っているお客さんに、店員さんが早めにメニューを手渡していますね。
フリーマン氏が影響を受けたという日本文化にも通底するホスピタリティの精神が、よく伝わってきます。
●Blue Bottle Cafe in San Francisco(bitchinkitchens)
ブルーボトルコーヒーのサンフランシスコ店の様子です。
冒頭の街の景色を眺めただけで、溜息が出てしまいました(^^;)さすがオシャレですね~
サイフォンで淹れてくれるコーヒーは、いかにも香りがよさそうです。
動画の途中で見事なヨーヨー・テクニックを見せてくれるオジサンが、誰あろう社長のフリーマン氏ではないかと思うのですが…。
素敵なブルーボトルコーヒーの世界が伝わってきましたか?
最後までご覧いただき、ありがとうございました(^^)