感動と迫力の春高バレー~男子の注目株はこの2人!
1月25日放送、フジテレビの「ミライモンスター」では、今年の春高バレーで活躍した高校生選手4人が特集されました。
今回は、そのうちの男子選手2名、雄物川高校の
鈴木祐貴、東福岡高校の
森健太郎の両選手についてご紹介したいと思います。
※敬称略
画像:Sportsnavi+
鈴木祐貴(すずきゆうき)
秋田県代表、雄物川高校の二年生。
以前のミライモンスターでも紹介されました。
身長は
2m3cm。
今年の春高バレー出場選手の中で
最長を誇ります。
画像出典:春の高校バレー EXPRESS 2014
昨年の春高バレーではチームを3位に導くも、夏のインターハイでは3回戦でストレート負けを喫します。
同校バレー部出身で、かつて北京五輪に出場した宇佐見大輔監督は「お前が情けない」「
エース代表、ジュニア代表をやめろ」と、鈴木選手に厳しい言葉を投げかけました。
その後、奮起して猛練習に励むも、今年の春高バレー2回戦(シード出場)、対高松工芸(香川)戦では、鈴木選手を徹底マークした相手チームの2枚ブロックに阻まれ、いつもの豪快なスパイクがなかなか決まらず初戦敗退しました。
宇佐見監督は鈴木祐貴選手について「試合で見せた彼のプレイが全てです」と多くを語りませんでした。
けれども、その後の新キャプテンに彼を抜擢しているところを見ると、
やはり信頼と期待は大きいのでしょう。
鈴木選手本人も「自分が何もできなかった」と悔しさを滲ませつつも、
「もっと練習を重ねて、全てのプレイをうまくこなせるようになりたい」と貪欲な向上心を見せました。
画像:Yahoo! Sportsnavi
バレー界注目の逸材が、今後いかに再び飛躍のチャンスを掴むか、バレーファンとしても温かく見守っていきたいところです。
森健太郎(もりけんたろう)
名門、東福岡高校の三年生にしてキャプテン。
東福岡高校バレー部は、単にバレーの技術を磨くだけでなく、
清らかな人間性を養うことを目標としているそうです。
落ちているゴミに気付いたら必ず拾う、ジャージはきれいにたたみ、靴も他人の邪魔にならぬようきれいに並べる…そのような生活習慣の基本についても厳しく指導されているとのこと。
画像出典:Yahoo!ニュース
部のモットーは
「努力に勝る天才なし」
スポーツにおいてこれに勝る金言はないですね。素晴らしい…(゚ェ゚(。_。(゚ェ゚(。_。*) ウンウン
森選手は昨年6月にレギュラー落ちしながらも、縁の下の力持ちでチームを支え続け、今年の春高バレーでは見事
優勝に導きました。
そのときの動画がこちらにあります。
YouTube 春高バレー2015 優勝☆東福岡
とても感動的なので、ぜひ一度見てくださいね!
大詰の3セット目終盤(2:58 頃から始まります)、この直前に今大会初めてコートに入った森選手が見事にアタックを決め、優勝をもぎ取りました。
ちなみに動画では、その直後に7番の選手に焦点が合っているようですが、キャプテン森はコート前に倒れ込んだ1番の選手です(7番は二年生エース金子聖輝)。
画像:47NEWS
試合終了後のインタビューで、森選手はチームメイトに向かって
「お前たちのおかげで日本一のキャプテンになることができました。本当にありがとう!」
と感極まって叫んでいます。
長らくレギュラーから離れ、チームの大黒柱として陰から皆を支えたキャプテン。
そして決勝の3セット目に、ようやく戦力投入されたキャプテン。
そんな彼を全面的に信頼してトスを上げた選手たち。
このチームの強い絆が、春高バレー初優勝、そして全国総体・国体に続く3冠達成という、この上ない大きな喜びと栄誉をもたらしたのでしょう。
「キャプテンはいつも明るく」をモットーに、レギュラーを外された後も、元気のない後輩を励ましたり、レギュラーメンバーにも厳しく注意するなど
キャプテンとしての責任を果たし続け、
決して笑顔を絶やすことのなかったという森健太郎選手。
その爽やかなスポーツマンシップで今後もバレー界を牽引してくれれば、世の人たちからも多く注目を集めそうですね。
同じくミライモンスターで紹介された注目の
女子選手は、こちらの記事をどうぞ。
春高バレーの活躍4人!「ミライモンスター」で紹介①~黒後愛・宮部藍梨
2015-01-25 17:12
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