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カカオポリフェノールが血管や血液を守る効果とは?論文へリンクも。



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高血圧、動脈硬化、糖尿病、心臓病などは高齢者に多いと思われがちですが、若い女性にとっても循環器系の病気は怖いものです。

血管と血液の正常な機能を維持すること。
それがまさに健康と美容の最も大切な礎 (いしずえ) となります。

しなやかな血管とさらさらな血液が、全身に必要な酸素や栄養素をすみずみまでスムーズに運んでくれるからこそ、骨や組織の老化を防ぎ健康的に長生きできるばかりでなく、髪やお肌のつややかさ、若々しさをも保つことができるのです。


このブログでは、チョコレートやココアの原料であるカカオの効果・効能についてご紹介していますが、近年話題のカカオポリフェノールにも、血圧の異常な上昇を抑え、血管機能を正常に保つことで、上記のような血管疾患を予防する効果が期待できます。

そこでこの記事では、多様なカカオの効能の中でも、特に高血圧をはじめとする血管系の生活習慣病に焦点を絞って、これらの病気を予防するカカオポリフェノールの効果について、詳しくも分かりやすくご説明したいと思います。

no-titleカカオには、血管や血液以外にもヒトの体のいろんな組織に作用し、さまざまな効果や効能をもたらすことが期待できます。
カカオ豆およびカカオポリフェノールの効果全般については、以下のような別記事をご覧ください。

カカオポリフェノールの効果効能を120%詳解!論文へリンクもあり。
カカオニブとは?驚きの効果効能と栄養成分を120%詳解!



※※ 補 足 ※※
■この記事をまとめる際に私が参考にした研究結果や論文・資料へのリンクを、各項目の終わりに「参考資料」として掲げています。ただしリンクがない項目もあります。

■この記事では、ネットでアクセスしうる論文や研究データ (主に国内の) を参照してカカオポリフェノールに期待できる効果や効能についてまとめてありますが、現時点では世界各国においても、まだまだ小規模・短期間のみの調査や実験結果が多い、あるいは食品メーカーがスポンサーとなっている研究や実験が多いといった問題点も少なくないので、科学的客観的に実証できる段階とは言えないことを予めここでお伝えしておきます。

この記事の内容は、あくまでも参考材料としていただき、カカオ商品を購入する際はご自身の判断でお願いします。


【目次】

★見出しタイトルの一覧です。
ブログの仕様上、リンクはできませんが、スクロールして興味ある個所からご覧ください。

1.カカオポリフェノールに血管や血液を守る効果が期待できるのは、なぜ?

2.心臓病・脳卒中など血管疾患全般の予防効果

3.動脈硬化の予防効果

① カカオポリフェノールが動脈硬化を予防するメカニズムとは?
② カカオポリフェノールによる動脈硬化予防を示唆した、科学的研究や調査の結果は?

4.血圧を低下させる。高血圧の予防効果

① 高血圧の起こる仕組みとは?
② カカオポリフェノールが血圧の上昇を抑えるメカニズムとは?

5.血糖値を抑制する。糖尿病や高血糖の予防効果

① 血糖値と炎症と活性酸素とポリフェノールの深~い関係。カカオポリフェノールが高血糖を抑えるメカニズムとは?
② カカオポリフェノールが高血糖を抑えることを示唆した、科学的研究や調査の結果は?

6.【まとめ】血管以外にもこんなにメリットがある!カカオポリフェノール効果の全て

7.【注意】いくらカカオが効果的でも、チョコレートの過剰摂取は禁物! CHECK!

8.カカオ・チョコレートの効果効能など関連記事のご紹介










1.カカオポリフェノールに血管や血液を守る効果が期待できるのは、なぜ?


カカオポリフェノールが血管や血液の病気を予防するメカニズムとは?
とても気になりますよね。

これについては、全てが解明されているわけではありませんが、これまで各国で行われた科学的研究の結果を総合して、次のような理由が専門家により推測されています。

  1. カカオポリフェノールは、抗酸化力の強いカテキン類から主に構成されているため、血管内の活性酸素を除去して減らすことによって、血管の炎症を抑えて動脈硬化を防ぐ一助となっている。
  2. カカオポリフェノールの成分自体が情報伝達物質として血管壁の細胞に働きかけ、血管の拡張を促進したり、細胞による活性酸素の合成を抑制して炎症を抑えたりすることで、血管内皮機能を正常に保つ助けとなっている。


それでは以下、心臓病・高血圧・動脈硬化・高血糖など、具体的な血管系の病気や症状について、カカオポリフェノールがなぜそれらを予防する効果があると期待されているのか、個別に詳しく見ていくことにしましょう。


2.心臓病・脳卒中など血管疾患全般の予防効果


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カカオを多く含む食品を摂取することにより、血圧の病的な上昇を抑えたり心血管疾患を予防や改善できる可能性がある、つまり血管機能を若々しく正常に保つ効果が期待できることは、多くの疫学調査や臨床試験によって知られていました。

それらの作用は、もちろんテオブロミンやカフェイン等、カカオに含まれるポリフェノール以外の有益な化学物質によるものもあると考えられますが、一方でやはりポリフェノールによる働きがかなり大きいのではないか…との見方が研究者の間でも有力なようです。


その科学的に推測されるメカニズムについては、以下この記事で詳しく述べていきます。

また、これまで各国で行われた研究において、カカオが血管系に及ぼす優れた効果を示唆したものは驚くほどたくさんありますが、その中でも特に有名な2つのスタディを取り上げて、このブログでご紹介したいと思います。

no-titleカカオがあなたの心臓や血管を守ってくれるかもしれません。
それを示唆する2つの確かな研究結果について、気になる詳細は↓↓こちら。

ダークチョコレートやカカオで高血圧や心臓病の予防効果!?パナマでの研究をご紹介
カカオやダークチョコレートで血圧を下げて心臓病や死亡リスクも低減?オランダの高齢者研究をご紹介。 オススメ !








3.動脈硬化の予防効果


① カカオポリフェノールが動脈硬化を予防するメカニズムとは?


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動脈硬化には、主に2種類あります。

一つは「アテローム動脈硬化」と呼ばれるもの。
これは、活性酸素によって酸化されたLDL (悪玉) コレステロールを、免疫細胞のマクロファージが有害な異物と認識し、血管を守るためにこれを捕食・無害化する際に、マクロファージ自身もその場で死んで脂質を多く含んだ粥状の物質 (アテローム) となり、これが血管壁に沈着することで、血管が硬く狭くなって血液の流れが悪くなってしまう病気です。

もう一つは「石灰化」と呼ばれるタイプのものです。
これは、カルシウムの摂取不足により骨から溶かし出されたカルシウムが血液中に溢れ、過剰なカルシウムが血管壁に沈着して血管を硬くしてしまうものです。


カカオポリフェノールには、血管内の活性酸素を除去する作用があるので、LDLコレステロールの酸化を抑えてアテローム性動脈硬化のリスクを低下させる効果が期待されます。

また詳細なメカニズムは不明ですが、カカオポリフェノールが血管へのカルシウムやリンの沈着を抑制することも、実際の研究データで示されています。


② カカオポリフェノールによる動脈硬化予防を示唆した、科学的研究や調査の結果は?


複数の動物実験やヒト実験によっても、カカオポリフェノールを摂取するとLDL (悪玉) コレステロールの酸化抑制効果が有意に現れることが明らかになっています。

また幾つかの動物実験では、動脈硬化の予防に繋がる次のような作用をカカオポリフェノールに期待できることが示されています。

  • 血管壁にマクロファージを呼び寄せてアテロームを形成してしまう“接着分子”と呼ばれる糖タンパクの発現を抑制する。
  • HDL (善玉) コレステロールを増やして、細胞や血液中の余分なコレステロールの回収を促すことで、LDLコレステロールを減らしてコレステロールの酸化を抑える。


2014年に行われた愛知学院大学と明治製菓の共同調査では、被験者に高カカオチョコレートを4週間摂取してもらい、摂取前後で血液検査を行ったところ、摂取後には炎症指標 (hs-CRP) と酸化ストレス指標 (8-OHdG) が低下していたことが分かりました。

これら2つの指標は動脈硬化の検査でもよく用いられ、血管の抗酸化力、炎症の有無や程度をある程度知ることができます。


また注目すべきことに、この2つの指標における数値が高い (血管の老化が進んでいる) 人ほど、これらの数値が有意に低下していたということです。

つまり、健康なケースよりもむしろ、血管の状態が悪く動脈硬化や血管疾患のリスクの高いケースに対して、その改善やリスク低減の作用がよりよく発揮されることが、少なくともこの調査からは考えられるでしょう。


このように、カカオポリフェノールによる血管炎症の抑制や改善効果を示唆する研究報告は幾つも存在し、カカオポリフェノールには動脈硬化のリスクを抑える効果が期待できると言えそうです。


参考資料:
カカオポリフェノールに関する包括的研究
カカオポリフェノールの抗動脈硬化作用
カカオポリフェノールの抗動脈硬化作用
高カカオチョコレート摂取による健康効果







4.血圧を低下させる。高血圧の予防効果


カカオポリフェノールには、高血圧を予防・改善する効果も期待されています。

その理由をより具体的に理解していただくために、まず高血圧の起こる仕組みを簡単にまとめました。

不要な方は、飛ばして次の『カカオポリフェノールが血圧の上昇を抑えるメカニズムとは?』からご覧ください。


① 高血圧の起こる仕組みとは?


高血圧は、総じて血管の状態があまり良くないと起こりやすくなります。

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血管は上図のように、内膜・中膜・外膜の3層から成っています。

このうち内膜を構成する 血管内皮細胞 が、血流量に応じた血管の収縮や拡張をはじめ、炎症が起こった際に免疫細胞を血管に引き寄せる接着機能や、免疫細胞を自由に行動させる透過機能など、血管の正常な働きを管理するために必要な機能を調整しています。

しかし、高血糖・高脂血・高カルシウム・高アルコールなど血液に異常な状態が長く続くと、この血液の流れに常時さらされる血管内皮細胞にも異変が起こり、このような血管を守るのに必要な機能がうまく作用しなくなってくるのです。

すると、血液量が多いときには血管を広くして多くの血液が流れやすくする、そうでないときには血管を狭くして少ない血量でも速く流れるようにする…というように血管の拡張と収縮をコントロールする血管内皮機能にも障害が出るため、血液量が多いにも関わらず血管が速やかに拡張できない…つまり血管壁にかかる圧力が強くなって高血圧という症状になって現れてくるわけです。


高血圧はこのように、血管炎症の前兆とも言える“血管内皮機能障害”の存在を意味していることが多いです。

つまり高血圧を改善するためには、この“血管内皮機能障害”を改善し、血管の収縮および拡張機能を正常に戻さなければなりません。

特に血管内皮細胞は、血管を拡張させる物質である “一酸化窒素 (NO)” を合成することにより、必要に応じて血管を広げる働きをしています。

ところが、血管内皮の機能障害や血管の炎症によってNOの合成が阻害されると、血管は拡張作用やしなやかさを失ってしまい、高血圧や動脈硬化の状態に陥っていくわけです。


② カカオポリフェノールが血圧の上昇を抑えるメカニズムとは?


これまで各国で行われた複数の疫学調査やヒト実験で、カカオポリフェノールの摂取により収縮期血圧・拡張期血圧がともに有意に低下したとのデータが数多く出ています。

このメカニズムとしては、カカオポリフェノールに含まれる成分が情報伝達物質となって血管内皮細胞に働きかけることが考えられています。

具体的には、

  • 細胞内の一酸化窒素 (NO) 合成酵素を刺激して、 NO の産生を高める。
  • 細胞膜にある活性酸素合成酵素の活性を抑え、血管内の活性酸素を抑制して炎症や免疫反応を鎮める。

このような働きによって血管内皮機能を改善し、血圧を正常値に近づける作用をもたらすことが考えられています。


2014年に愛知県蒲郡市で行われた愛知学院大学と明治製菓の共同研究では、市民に高カカオチョコレートを長期間摂取してもらったところ、全体的に摂取後の血圧が摂取前より有意に下がっていたばかりではなく、正常血圧の方よりも高血圧の方のケースで明らかに顕著な効果が現れる (血圧が大きく下がる) ことがデータとして示されています。


参考資料:
ココアの摂取と心血管保護-血圧と内皮機能への影響-
チョコレートと健康~血管生理と更なる保健効果について~
明治「チョコレート摂取による健康効果に関する実証研究」







5.血糖値を抑制する。糖尿病や高血糖の予防効果


① 血糖値と炎症と活性酸素とポリフェノールの深~い関係。
カカオポリフェノールが高血糖を抑えるメカニズムとは?


活性酸素 は、炎症反応を発生、あるいは増幅させます。

生体は、外から入ってきた有害な異物や刺激 (ウィルスや紫外線など) と闘うため、毒性のある活性酸素をさかんに生成します。

しかし同時に、この活性酸素が逆に自身の細胞や組織までをも傷つけるため、そこから新たに炎症反応が引き起こされ、さらに多くの活性酸素が生成される…という悪循環に陥るのです。


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糖尿病やその原因である“インスリン抵抗性”もまた、炎症と深い関わりのある症状です。

過食や運動不足のために肥満になると、増えすぎた脂肪細胞がさまざまな炎症性のサイトカインを発します。

これらのサイトカインが、細胞内のインスリンシグナル伝達経路を阻害して、血液中からの糖の取り込みが抑制されるのです。

その結果、いくら膵臓が頑張ってインスリンを血液に多量放出しても、細胞がインスリンシグナルにほとんど反応しないため、細胞が糖を取り込まず、いつまでたっても血液中の糖分は減らず高血糖が続くことになります。

これが、いわゆる「インスリン抵抗性が強い」と言われる状態です。


また高血糖の状態が長く続くと、血管内皮細胞がアポトーシス (具合の悪くなった細胞が生体を守るために自ら死ぬこと) に導かれることから、血管に炎症反応が起こり、やはり細胞のインスリンシグナル伝達経路を阻害して糖代謝を弱め、高血糖を招いてしまいます。

さらに、高血糖や高脂血の状態が続くと、インスリンを分泌している膵臓のβ細胞において酸化ストレスが高まり、β 細胞死が亢進、インスリン分泌量も低下して糖尿病発症の原因となることが知られています。

特に2型糖尿病の発症には、脂肪組織の慢性炎症が引き起こすインスリン抵抗性と,膵臓β細胞の慢性炎症が原因となるインスリン分泌能の低下が、車の両輪となって重要な役割を果たしているものと考えられています。
 

カカオポリフェノールには、『② 活性酸素を減らす。抗酸化作用』でも述べましたように、活性酸素を除去する力がとても強いと考えられています。

高い抗酸化力で組織や細胞の酸化を抑えるので、結果として脂肪組織や血管の炎症が抑制され、これらの炎症を引き金として起こるインスリン抵抗性を防ぐ効果が期待できると思われます。


② カカオポリフェノールが高血糖を抑えることを示唆した、科学的研究や調査の結果は?


具体的な研究報告としては、例えば糖尿病ラットを用いた実験で、カカオポリフェノールを摂取させた群では、そうでない群に比較して血糖値と尿糖値が有意に低下しました。

また人間を対象とした研究としては、アメリカで90年代から2000年代にかけ、約18,000人の中年男性医師を平均9年間、カカオの摂取状況と健康状態について追跡するという大規模な疫学調査が実施されました。

その結果、65歳未満かつBMIで標準体重の範囲にある人のケースでは、チョコを食べる頻度の多いほど糖尿病発症のリスクが有意に低下していることが判明しました。


これらの他にも、動物実験やヒトを被験者とした研究において、カカオポリフェノールの摂取量と糖尿病関連指標 (インスリン抵抗性・血糖値・インスリン分泌量など) との間に有意な負の相関を示す報告は多数存在します。


このようにカカオポリフェノールが血糖値を抑え、糖尿病の発症リスクを下げる具体的な仕組みとしては、下記のような作用が体内で促進されることが明らかとなっています。

  • 筋肉細胞においてGlut-4 (グルコースを細胞内に取り込む働きのある膜タンパク質) が細胞膜の表面に誘導され、糖の取り込みが促される。
  •  
  • 小腸や大腸から分泌される“インクレチン”という消化管ホルモンの分泌を促し、膵β細胞を刺激してインスリンの分泌を促進する。


カカオポリフェノールの抗酸化力によって炎症が抑えられ、インスリン抵抗性が弱まると同時に、このような生理機能を通しても糖代謝が促されることにより、高血糖の予防や改善効果が期待されるものと考えられます。


参考資料:
カカオポリフェノールに関する包括的研究
プロシアニジンの機能性
チョコレートと生活習慣病予防の可能性-米国大規模疫学研究からの報告-
マイナビニュース「チョコは血糖値を下げ、心疾患リスクを低減させるとの研究が報告」







6.【まとめ】血管以外にもこんなにメリットがある!カカオポリフェノール効果の全て


以上、カカオポリフェノールの血管系にもたらすと考えられる効果としては、

  • 心臓病や脳卒中の予防
  • 動脈硬化の予防
  • 高血圧の予防
  • 高血糖・糖尿病の予防

…などがあることが分かりました。


しかし、カカオポリフェノールの健康的メリットはこれだけにとどまらず、他にも下記のような効果や効能を期待できることが、数々の研究から示唆されています。

  • 抗酸化作用 (活性酸素を減らす)
  • 脳機能の向上 (認知症やアルツハイマー症の予防)
  • 腸内環境の改善 (善玉菌を増やす、腸管バリア機能の向上)
  • 薬物代謝の促進
  • 肝障害の予防
  • 脂質代謝の促進 …etc.


さらにカカオ豆には、ポリフェノールだけでなく、カカオプロテイン、ココアバター、食物繊維、テオブロミン、カフェイン、ミネラル類など多様な効果成分が含まれており、これらによってさらに広範な健康的メリットが期待できます。

このように身体のあらゆる部位や組織によい影響を及ぼすと考えられるカカオを、毎日の食事に工夫して取り入れ、健康と美容に効果的に生かしたいものですね。


no-titleカカオに期待できる血管系以外の効果や効能については、以下のような別記事にまとめてありますのでご参照ください。
カカオポリフェノールの効果効能を120%詳解!論文へリンクもあり。
カカオニブとは?驚きの効果効能と栄養成分を120%詳解!




7.【注意】いくらカカオが効果的でも、チョコレートの過剰摂取は禁物!


カカオを誰でも手軽においしく摂ることのできる食品として一番に思い浮かぶのは、やはり何といっても“チョコレート”だと思います。

最近では、カカオの効果を積極的にうたいつつ、甘さだけでなく苦みもセールスポイントとして、カカオ含有量の高いチョコレートが「高カカオチョコレート」と呼ばれてたくさん市販されていますね。


このようなダークチョコレートにしても、また従来からの甘いミルクチョコレートにしてもそうですが、“チョコレート”という食品に脂質や糖分が多いという昔からよく知られた事実は、現在でも全く変わりありません

したがって、カカオの効果を強調する近年流行のビターチョコレートも、やはり食べ過ぎはよくありません。

消費者の安全安心な暮らしのために有益な情報を提供している国民生活センターも、高カカオをうたったチョコレートについて警告を発しています。


チョコレートの1日摂取量の限度については、高カカオもしくは通常の甘いチョコレートにどのくらいの割合で脂質や糖分が含まれているのかを調べた上で、私が個人的に考えてみました。

また、信頼できる研究結果より、効果的なカカオの量を摂取するためには1日にどれだけの量のチョコレート食べたら十分なのかを計算してみました。

それについては、下の別記事に詳しく分かりやすくまとめましたので、特にチョコレートが好きで過剰摂取が心配な方は、ぜひ一度目を通しておいてくださいね。

CHECK! ダークや高カカオチョコレートも食べ過ぎは危険!1日の摂取量は?


8.カカオ・チョコレートの効果効能など関連記事のご紹介








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