あの“株主優待名人”の財テク棋士、桐谷広人さんも販売を開始したことで話題となっている
LINEスタンプ。
素人でも自作のスタンプを販売でき、数百万~1千万円単位の大儲けもできると言われて注目を集めていますが、果たしてその噂は本当でしょうか? 嘘でしょうか?
LINEスタンプで儲かる仕組みとは?
「LINE」は、スマホやPCでチャットや通話を無料で楽しめる、世界的に大人気のコミュニケーションツールです。
このLINEの“トーク機能”で、チャットでの会話を楽しめます。
この中で、通常の文字や絵文字の他にスタンプと呼ばれる表情豊かな画像をボタン一つで送ることができるのです。
面倒な入力作業が不要なので、スマホでのLINE愛好家に大変重宝されています。
このスタンプをオリジナルで自作して販売できる「クリエイターズマーケット」というサービスを、2014年5月からLINE株式会社が始めました。
審査に合格すれば、40種の絵柄1セットを100円で売ることができ、売り上げの50%のシェアを制作者が受け取れるというシステムです。
LINEスタンプでビジネス ― リスクが少なくチャンスは大きい?
確かに自分のつくったスタンプが多くのLINE愛好家の間でヒットすれば、大きな成功を収めることができるでしょう。
クリエイターズマーケットの販売額上位者の中には、およそ1,800万円の収入を上げた方もいるといいます。
また、画像製作など全く経験のない素人でありながら、デザイナーに発注した素材で年間数十万円の副収入を得ている方も存在するようです。
けれども、では素人でも“誰でも”大儲けできるかと言えば、それは嘘になりそうです(^_^;)
いったん画像をつくってしまえば、あとは幾ら売っても複製ですから、通常の物販よりは確かにリスクは少ないでしょう。
しかし、デザイナーへの発注費用や広告費、その他、企画や宣伝、拡散作業、デザイナーさんとの意思疎通などにかかる手間暇を考えると、既に経済的に成功し、時間やお金に余裕のある方ならともかく、一般庶民の私たちとしてはかなり敷居の高い“ビジネス”となりそうです。
スタンプを製作したからといって、必ずしもヒットするとは限りません。
実際、ほとんどのスタンプは1日に100円も売れず、一方でリリースされるスタンプは増え続けており、経費を回収できず撤退していく制作者もたくさんいるようです。
大きな成功を収めた方がおられるのは本当の話です。
自分のつくったスタンプが多くの人に愛され、その結果大きな収入を得られるのは大変夢のある話です。
上記のような現実を踏まえた上で、なおかつ自らのセンスと販売戦略に自信のある方は、一度チャレンジしてみてもいいかもしれませんね。
2015-01-16 15:40
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