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リニア中央新幹線、詳細ルート発表とその波紋


2027年、いよいよリニア中央新幹線が営業運転を開始する予定です。
その詳細ルートが、本日発表されました。

Linear-root.jpg
 (SankeiBiz より)

東京・神奈川・山梨・長野・岐阜、そして愛知(名古屋)の1都5県をまたぎます。
東京から名古屋までの走行時間は最短40分、上記の場所に設けられる6つの各駅に停まったとしても72分の予定というから、驚きです。





気になる点は、一つは駅が建設される地元とJR東海の思惑が、微妙に食い違う感じがすることです。


このリニアモーターカーを利用して地域活性化に繋げたい自治体と、あくまでも東海道新幹線のバイパスとして、最短最速の交通ルートという側面をアピールしたいJR東海。

駅の建設費用は全てJR東海が持ちますが、チケット売り場もなく券売機も設置せず、インターネットでの予約乗車のみ受け付けるというシムテム。


余計なものは一切置かないシンプルな駅構造になるそうで、地元は自主的に町興しに取り組む必要がありそうです。

JR東海が想定する駅のイメージの詳細は、こちらのリンク先をご覧ください。
JR東海「当社が用意する中央新幹線の中間駅(地下)のイメージについて」(PDF)





もう一つは、周辺住民の住宅環境問題。

騒音に対する懸念は言うまでもなく、走行ルートの大部分が地下を通っているため、その上方付近で生活している人々からは「勝手に地下に穴を開けてよいのか」「地盤が弱くならないか、地震の可能性などを考えると心配」という声も挙がっています。


Linear.pngJRが6年以上の歳月をかけて、最新の技術と情熱を注いできた結晶としてのリニアモーターカー。

ぜひ無事に営業開始できるよう、地元や周辺地域の方々にも気配りをしていただきたいところですね(^^;)
 画像:山梨県「山梨リニアファンクラブ」







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